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ひびおべんきょうしようよ!

忙しいからこそ睡眠の「質」を高める。。。①

睡眠負債」という言葉をよく耳にするようになった。睡眠不足が借金のように積み重なって、あらゆる不調を引き起こす現象の造語だが、日本は‘睡眠負債大国’ともいわれる。

 

経済協力開発機構(OECD)が行った睡眠調査では、世界の主要な国の中で、日本は韓国に次いで2番目に睡眠時間が短かった。

 

また、睡眠時間が6時間未満の人は20代以上の男女で、ともに約4割。

1ヶ月間で睡眠を通じて十分な休養が取れていない人は2割に及んでいる。

(厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査」)

 

インターネット・アンケートなどでは、日本人の睡眠の課題として、50代以上の「途中で目が覚める」に対して、20~40代は「寝ても疲れが取れない」という傾向が強いことも分かっている。

 

専門家の多くは、睡眠不足や睡眠の質の低下の要因として、パソコン・スマートフォンの普及や深夜営業の店舗の増加などを指摘。

 

特に若い世代にとって、スマートフォンとの付き合い方は睡眠の課題を克服し、健康を維持するための大きなカギとなっている。

 

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ショートスリーパーロングスリーパーのタイプは、遺伝子が影響しているといわれています。

重要なのは、どのタイプの人間であろうと、「睡眠の質」を高めることです。

 

そして、近年の研究で、寝入りの「90分」の質が高いと、快眠につながることが分かっています。

 

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副交感神経を優位にし、寝付きを良くするポイントを3点ご紹介します。

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 スマートフォンやパソコンは、寝入りを妨げる最も良くないツールの一つ。画面のブルーライトが、副交感神経を活性化させる熟睡ホルモン「メラトニン

の分泌を抑え、交感神経を刺激するからです。

また、寝る直前にSNSから得る情報は、ストレスとなり、寝付きに影響します。

 

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人間が眠りにつくのは、高くなった「直腸温」すなわち深部体温が下がった時。にゅうよくちょくの高い深部体温では、良い寝入りは得られません。

 私も、入浴は就寝1時間前には済まし、それが難しい場合はシャワーか足湯にしています。

 

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メラトニンのもとは、実は95%が腸壁で作られています。ということは、腸内環境を整えることが、快眠への大きなポイントとなるのです。

遅い夕食は熟睡を妨げることになるので、就寝の3時間前までには済ませておきたいところです。

 

次は寝やすい環境づくりについてです。