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ひびおべんきょうしようよ!

至るを知りて これに至る

 

至るを知りて
これに至る、ともに
幾(き)を言うべきなり。


 (文言伝)
 (ぶんげんでん)

わずかな兆し(幾)を観て、

それが何を意味するか、
その全体像を知り、
どう対処すべきかを考えて

答えを見つける、ということ。
例えば、小さなネジの脱落から

大事故の前兆を感じとり、

機器を点検して事故に至るのを

防ぐようなことをいう。


毎日同じことを繰り返し、熟練すると、

いつもと違う何かに気づく能力が養われる。
これが兆しを察する力、

「プロの目」である。
決してまぐれの直感ではない。